【最新研究】妊娠中の「筋トレ」は安産への近道?赤ちゃんや骨盤底筋への影響を徹底解説
- 村上 拓斗

- 4月22日
- 読了時間: 3分

今回は、妊婦さんが筋トレを取り入れるべき理由と、その驚くべき効果をわかりやすく解説します。
「妊娠中に重いものを持って大丈夫?」
「筋トレをすると赤ちゃんに悪影響はない?」
そんな不安を抱える妊婦さんも多いはずです。私自身も妻の妊娠中はそうでした。
しかし、2025年に発表された大規模な最新研究により、妊娠中の筋力トレーニングは、ママにも赤ちゃんにも多くのメリットがあり、心配されがちなリスクも低いことが明らかになりました。
ぜひ、最後まで読んでみてください。
1. 筋トレが「安産」をサポートする理由
これまでの研究をまとめた今回の分析では、定期的な筋トレが以下のリスクを下げることが示されました。
①陣痛と分娩に耐える持久力と筋力の向上
分娩時に効率よくいきむことが出来、疲労による進行停止を防ぐ
②妊娠糖尿病のリスクが大幅に低下
筋肉を動かすことで糖の代謝が改善し、巨大児のリスク軽減
③ 過度な体重増加の抑制
産道に脂肪が付くと、赤ちゃんが通りにくくなる可能性がある
結果として運動習慣がある妊婦さんは、帝王切開のリスクが約31%も低下するようです。
2. 気になる「赤ちゃんへの影響」は?
現在では合併症のない正常な妊娠において、運動が流産や早産、胎児の成長不全を引き起こすという証拠はなく、運動は胎盤の血流を改善し、胎児への栄養や酸素の供給を最適化する可能性があるとされいる。
3. 「骨盤底筋」への影響と尿もれ予防
多くの妊婦さんが悩む「尿もれ」や産後の「骨盤底筋の緩み」。
筋トレがこれらの改善に寄与することが強調されています。
• 骨盤底筋への安全性: 正しいフォームでの筋トレは骨盤底筋に過度な負担をかけず、むしろ体幹全体の安定性を高める。
• 尿失禁の予防: 筋力トレーニングをプログラムに含めることで、妊娠中および産後の尿もれのリスクを大幅に減らすことができる。
4. 科学が推奨する「筋トレのガイドライン」
1. 頻度: 週2〜3回
2. 強度: 「ややきつい」と感じる程度の中強度。
3. 内容: 全身の大きな筋肉(足、背中、胸)をターゲットにする。
4. 注意点: 妊娠24週以降は、仰向けでの運動は避け、座ったり、横向きの姿勢で行う。
5. 専門家と一緒に始めることが成功の鍵
• 個々の体調に合わせた負荷の調整。
• 血圧上昇を抑えるための「呼吸法(息を止めないこと)」。
• お腹の張りや痛みがある時はすぐに休む。
これらを守ることで、筋トレは妊娠生活を劇的に快適なものに変えてくれるはずです。
まとめ:これからのマタニティライフに「強さ」を
「安静が一番」という時代は終わりました。最新の科学は、「動ける体を作ることが、ママと赤ちゃんの未来を守る」と教えてくれています。
もちろん、まずはかかりつけのお医者様に相談することから始めてください。許可が出たら、少しずつスクワットなどの軽い筋トレから始めて、自信に満ちた出産を迎えましょう!
引用文献
Christina Prevett,et al.
Resistance training in pregnancy: systematic review and meta-analysis of pregnancy, delivery, fetal and pelvic floor outcomes and call to action.
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