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脂肪が減るメカニズムとは?

更新日:7月26日


みなさん、脂肪はどのようにして減少していくかご存じでしょうか?

「脂肪は汗として流れる」

「脂肪は熱になって消える」

そう思っている方は多いと思います。


今回は、脂肪が減る仕組みについて詳しく解説していきます。

このメカニズムが理解出来れば、運動の仕方にも変化が現れることと思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください!


■脂肪はどのように体からなくなるの?

運動だけで短期間に大きく脂肪を減らすことはそう簡単ではありません。

その理由の一つは、多くの人が「脂肪がどのように体から排出されるのか」を正しく理解していないからです。

そのため、運動はしているけれど運動の質が不適切であれば成果が出にくいというわけです。


実際には、脂肪の多くは二酸化炭素(CO₂)となって呼吸から体の外へ排出されます。

一部は水となり、汗や尿として排出されますが、脂肪の大部分は息を吐くことで体外へ出ていくのです。


つまり、「脂肪燃焼」とは脂肪そのものが燃えるのではなく、脂肪を構成していた成分が別の物質へ姿を変え、体外へ排出されることなのです。



■脂肪が減るメカニズム

私たちの身体では、脂肪は酸素を使った化学反応(酸化)によって分解され、その過程で筋肉を動かすためのエネルギーが作られています。


脂肪は、炭素、水素、酸素で構成されています。

そして細かく分解しなければ体の外へ出ることはできません。


炭素(C)

酸素と結びつく

二酸化炭素(CO₂)になる

血液で肺へ運ばれる

呼吸として排出(84%)


一方で、

水素(H)

酸素と結びつく

水(H₂O)になる

汗・尿・呼気などで排出(16%)


この一連の流れが、ダイエット中に脂肪が減っていくメカニズムです。


ポイントは酸素です。

つまり、呼吸が重要なのです。



■運動だけでは大きく痩せるのが難しい理由

運動は脂肪を減らすために欠かせません。

しかし、運動だけで短期間に大幅な減量をすることは現実的ではないことを理解しておかなければ、頑張っているのにと心が折れてしまいます。


論文では、平均的な体格・体力の人が約4.5kg(10ポンド)の脂肪を減らすには60時間以上の運動が必要になることが紹介されています。


なので、もちろん個人差はありますが、

「毎日30分運動したから数週間で何kgも痩せる」

というイメージとは大きく異なり、そう簡単な話ではないのです。


だからこそダイエットでは、

  • 食事管理

  • 睡眠

  • 日々の生活習慣

これらを組み合わせることがとても重要です。



■まとめ

脂肪は酸素を使って分解され、脂肪を構成していた炭素は二酸化炭素となって呼吸から、水素は水となって体外へ排出されます。脂肪を減らすためには「脂肪を酸素で分解し、呼吸で排出する」という仕組みが必要不可欠なのです。


そして、この仕組みを促進するのが運動です。

ただし、運動だけで劇的に痩せることは難しく、食事や生活習慣を含めた総合的な取り組みがダイエット成功の鍵となります!




引用文献

Edward K Merritt.Why is it so hard to lose fat? Because it has to get out through your nose! An exercise physiology laboratory on oxygen consumption, metabolism, and weight loss.Adv Physiol Educ.2021 Sep 1;45(3):599-606.



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