『人生で最も後悔すること』から考えるダイエットの始め方
- 村上 拓斗

- 6月6日
- 読了時間: 3分

皆さんはダイエットや健康づくりのために運動を始めようと思った時、なにをきっかけに始めますか?
「健康診断で指摘されてから」
「好きな服が入らなくなってから」
「体力の低下を感じてから」
これらをきっかけに動き出すことが多いのではないでしょうか。
ダイエット指導をしていると、お客様は
「もっと早く始めればよかった」
と後悔をよく口にします。
実はこの感情には、心理学的な根拠があります。
今回は、人が人生で最も後悔することについて調べた研究をもとに、ダイエットや健康づくりとの関係について考えてみたいと思います。
是非、最後まで読んでみてください!
■人は何を後悔するのか?
今回紹介する研究では、人々が人生で最も強く感じている後悔について調査しています。
その結果、
短期的には「やってしまった後悔」が大きい
長期的には「やらなかった後悔」が大きい
特に「理想の自分になれなかった後悔」が最も長く残る
とされています。
■なぜ「やらなかった後悔」は残り続けるのか
やって失敗したことは、時間とともに整理ができます。
良い経験になった
次に活かせる
→意味づけができる
しかし、やらなかったことはどうでしょう。
あの時始めていたらどうなっていただろう
→可能性や理想が残り続け、時間が経つほど大きく膨らむ
だから、人は挑戦しなかったことを長く後悔するのでしょう。
■ダイエットで後悔しているのは体重が増えたこと?
ダイエットに置き換えてみましょう。
多くの方は、「体重が増えたこと」そのものの後悔よりも、
好きな服を着たかった
自信を持ちたかった
いつまでも元気に動ける体でいたかった
家族ともっと過ごしたかった
そんな理想の自分とのギャップに大きな後悔をするのだと思います。
だから、太るまでの過程への後悔よりも、
「痩せたいと思いながら何年も行動できなかった」
ことの方が後悔として残りやすいのです。
実際にお客様からも、
「もっと早く来ればよかった」
という言葉をいただくことがあります。
それは理想の自分に向かう一歩を踏み出せなかった時間への後悔なのでしょう。
■ダイエットは減量して終わりではない
ダイエットというと、
「体重を減らすこと」
に目を向けがちです。
しかし、本当に大切なのはその先です。
健康診断の数値を改善する
膝や腰への負担を減らす
病気のリスクを下げる
自信を持って毎日を過ごす
好きなことを思い切り楽しめる体をつくる
つまり、単なる減量ではなく、リバウンドしない健康的な身体づくりに繋がっています。
そしてこれは未来の自分への投資です。
数年後の自分を振り返ったとき、「あの時始めて本当によかった」と思えるはずです。
■まとめ
やらなかったことで生まれる理想の自分とのギャップが後悔として最も長く残る
ダイエットは減量して終わりではなく、健康的な身体づくりへの自己投資
一つしかない自分の身体を不健康にして言い訳がありません。
後悔しないために、今日から食事を少し見直す、少しだけ体を動かすことから始めてみてはいかがでしょうか。
引用文献
Shai Davidai,et al. The ideal road not taken: The self-discrepancies involved in people's most enduring regrets.Emotion. 2018 Apr;18(3):439-452.
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