寝不足でも『30分の昼寝』が体を守る
- 村上 拓斗

- 5月1日
- 読了時間: 3分

忙しく毎日を過ごしていると、夜の睡眠時間の確保が難しい日もありますよね。
寝不足によるストレスホルモンの増加は、食欲や代謝が乱れたり、筋肉の分解が進んだりとダイエッターやトレーニーにとっては最悪の事態です。
このストレスホルモンの増加は昼寝をすることで大幅に抑えられる可能性があると示されました。
今回はなぜ昼寝が効果的なのかをわかりやすく解説していきます。
是非、最後まで読んでみてください。
■昼寝で回復できるの?
対象:健康な若年成人11名
条件:夜の睡眠時間を2時間に制限
比較:・昼寝無し
・午前、午後に30分ずつ昼寝
分析:ストレス指標(ノルエピネフリン)と免疫物質(IL-6)を測定
■結論:30分の昼寝が体を正常化させる
30分の昼寝をすると
ノルエピネフリン(ストレスホルモン):正常化
IL-6(免疫指標):回復
逆に昼寝をしなかった対象者はこれらのレベルが上昇した
■なぜ昼寝で回復するのか?
交感神経(興奮)↓
副交感神経(回復)↑
→乱れたIL-6のリズムが整う。
つまり、寝不足で「回復時間」なのか「ストレスに対応する時間」なのか脳がうまく切り替えられていなかった状態が、昼寝により脳が『再起動』され、自律神経や免疫リズムが整った。
■注意点:長すぎる昼寝は逆効果
昼寝によってストレスホルモンや免疫指標に良い影響をもたらすことがわかりましたが、
昼寝をすることで夜間の徐波睡眠(深い)の量が減少したとされています。
30分以上の昼寝
→夜間の睡眠の質を下げ、逆効果になる可能性がある
■まとめ
寝不足はストレスホルモン↑、免疫指標↓
30分の昼寝で正常化できる
長すぎる昼寝は夜間の睡眠の質を下げる
昼寝が体に良いと何となく耳にした事はありませんか?
このような研究からきている情報かもしれませんね。
ダイエットや筋トレの効果を最大限発揮するための戦略の一つとして昼寝を取り入れてみてはいかがでしょうか。
引用文献
Brice Faraut,et al.Napping reverses the salivary interleukin-6 and urinary norepinephrine changes induced by sleep restriction.J Clin Endocrinol Metab.2015 Mar;100(3):E416-26.
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