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COLUMN
パーソナルジムコラム


筋肉も減らすダイエット ~その先に待っている病気リスクとの関係~
「ダイエットでは筋肉を減らさないことが大切。」 これは、リバウンドを防ぐための基本として広く知られています。 しかし、筋肉を含む除脂肪体重を維持するメリットは、それだけではありません。 近年では、除脂肪体重と糖尿病やメタボリックシンドローム、心血管疾患、脂肪肝などのリスクについての関連が報告されています。 今回は、「健康を守るための除脂肪体重」という視点で、その重要性を分かりやすく解説します。 ぜひ最後まで読んでみてください! ■除脂肪体重とは? 除脂肪体重(Fat-Free Mass:FFM)とは、 身体から脂肪を除いたすべての組織のことです。 その中でも最も大きな割合を占めるのが骨格筋です。 そのため、多くの研究では、除脂肪体重は筋肉量の指標として用いられています。 ■除脂肪体重と病気リスクは関連する? 今回の研究は、これまで行われた32件の観察研究、約13万人のデータを統合して解析しています。 2型糖尿病 メタボリックシンドローム 心血管疾患 非アルコール性脂肪肝(NAFLD) など、肥満に関連する病気のリスクと除脂肪体重との関連を調べた研
7月31日


運動にはスポーツドリンク?ダイエット中に知っておきたい水分補給
運動といえばなんとなくスポーツドリンクを飲む方は多いのではないでしょうか? 確かにスポーツドリンクは運動時の水分補給に役立つ飲み物です。 しかし、すべての運動で必要というわけではありません。 2026年に発表されたレビュー論文では、スポーツドリンクの役割や適切な飲み方、注意点について現在までの研究をまとめています。 今回は、その内容をもとにスポーツドリンクを飲むべき場面についてわかりやすく解説します。 ぜひ最後まで読んでみてください! ■スポーツドリンクの役割とは? 私たちは運動すると汗によって水分やナトリウムなどの電解質が失われます。 さらに長時間運動すると 筋肉のグリコーゲン 血糖値 も低下し、疲労しやすくなります。 スポーツドリンクは、水分+電解質+糖質を補給 ↓ 脱水予防 体温調節 エネルギー補給 運動パフォーマンス維持 を目的として作られています。 ■どんな運動でも必要なの? 結論、必要な場面は限られます。 論文では、 長時間の運動 大量に汗をかく環境 高温多湿での運動 ではスポーツドリンクが有効とされています。...
7月26日


20代の体重は『過去』ではなく『未来』を決める?【体重履歴と血糖値の関係】
今回紹介する内容は「20代の体重履歴がその後の糖尿病リスクに関連するのか」というものです。 「糖尿病は太っている人がなる病気」 そう思っている方も多いかもしれません。 しかし、2026年に発表された日本人約3,000人を対象とした縦断研究では、20代の体重の履歴が、その後のHbA1c(平均血糖値)の推移に長期的な影響を与える可能性が示されました。 今回は、この最新研究をもとに詳しく解説していきます。 是非、最後まで読んでみてください! ■HbA1cとは? HbA1c(ヘモグロビンA1c)は、過去1〜2か月程度の平均血糖値を反映する指標です。 糖尿病の診断 糖尿病予備群の評価 血糖コントロールの確認 などで広く利用されています。 HbA1cが高い状態(5.6%以上)が続くほど、 糖尿病 心筋梗塞 脳梗塞 腎臓病 網膜症 などのリスクが高くなることが知られています。 ■HbA1cは20代の体重が関係?している? 今回の研究では、藤田医科大学の職員健康診断データ(2003~2025年)を利用し、 約2,700名を平均約10年間追跡しました。 参加者は2
7月5日


健康のつもりが逆効果?野菜ジュース・果汁100%ジュースの落とし穴
皆さんは普段、野菜や果物をどのように摂っていますか? 「野菜ジュースを飲んでいるから大丈夫」 「果汁100%ジュースなら健康的」 と思っている方も多いのではないでしょうか。 しかし、野菜や果物を“ジュースにする”ことで失われてしまう大切なものがあります。 それが「食物繊維」です。 今回は、世界的医学雑誌『Lancet』に掲載された研究をもとに、食物繊維が失われることで身体にどのような影響を与えるのか解説していきます。 ぜひ最後まで読んでみてください! ■食物繊維を失うとどうなる? 健康な成人10名を対象に、 整リンゴ リンゴのピューレ リンゴジュース を摂取してもらい、 満腹感 血糖値 インスリン分泌 への影響を比較。 なお、3種類とも炭水化物量は同じになるよう調整されています。 違うのは食物繊維の状態です。 ■結論:食物繊維を失うほど満腹感は減り、血糖値は乱れる 研究の結果、 同じリンゴでも、加工されるほど満腹感が減り、血糖コントロールが悪化 することが示されました。 〇満腹感 →最も高い:整リンゴ 最も低い:リンゴジュース 〇血糖値とインス
6月22日


砂糖が体脂肪になる?知らないと太る糖質の仕組み
脂っこいものをよく食べると太るのは、理解できますよね。 では、なぜ砂糖の摂取が体脂肪を増やすのか? 今回は「砂糖が体脂肪に変わる仕組み」をわかりやすく解説します。 ■ 砂糖を摂るとどうなる? お菓子やジュースには大量の砂糖が含まれています。 これらの摂取によって体に入ってきた砂糖は ・グルコース(ブドウ糖) ・フルクトース(果糖) に分解され、吸収 →その後肝臓に ・グリコーゲン として貯蔵されます。余ったグルコースは血中に放散されることで血糖値が上昇するといった流れになります。 ■ なぜ砂糖が脂肪になる? 血糖値が上がると、膵臓から「インスリン」というホルモンを分泌し、血糖値を下げる働きをします。 この際、グルコースは筋肉内に約8割ほど蓄えられますが、血中のグルコースが多すぎると脂肪細胞へと取り込まれ、中性脂肪(トリグリセリド)を合成してしまうのです。 これが糖質を摂りすぎると脂肪細胞に変換されてしまうメカニズムになります。 ■ 血糖値は低すぎても、高すぎても体に悪影響 低血糖の状態では ・頭が回らない ・集中力が続かない ・めまいや頭痛...
4月26日


閉経後の脂肪燃焼は運動前の食事タイミングが鍵?
皆さんこんにちは。 「最近太りやすくなった」「運動してもなかなか痩せない」 閉経後の女性にとって、代謝の変化は大きな悩みの1つですよね。 最新の研究(2025年発表)では、運動前の食事の内容(GI値)とタイミングが、私たちの体の脂肪燃焼や食欲にどのような影響を与えるのかが明らかになりました。今回はこの論文の知見を元に効率的な食事と運動のポイントをご紹介します。 是非最後まで読んでみてください! ◾️研究の背景:なぜ「閉経後」が重要なのか 更年期を過ぎると、女性ホルモンの変化により脂質異常症や代謝異常のリスクが高まります。 また筋肉力の減少に伴い、脂肪を燃焼する能力も低下しやすくなります。 その為、いかに効率よく脂肪をエネルギーとして使うかが健康維持のポイントになります。 ◾️ 脂肪燃焼に効果的な組み合わせとは?:低GI食vs高GI食&60分後vs120分後 この研究では、15人の日本人女性(閉経後)を対象に、4つのパターンで30分間のウォーキングを行いました。 食事の内容:高GI食(コーンフレーク等)または低GI食(玄米等) 運動のタイミング:食
4月19日


筋トレは「血糖」と「炎症」を同時に改善する?
皆さん糖尿病はご存知だと思います。 糖尿病には大きく分けて2つの方が存在します。 1型糖尿病と2型糖尿病です この2つの違いとしては、インスリンの分泌が低下する理由にあります。 1型は自己免疫性、2型は生活習慣によるものが大きいのです。 要するに成人になってから生活習慣が影響している糖尿病の大半は2型です。 2型糖尿病と聞くと、多くの人が 食事制限 有酸素運動(ウォーキングなど) を思い浮かべるかもしれません。 病院で先生から受けるアドバイスはこの二つが多いかもしれません。 しかし近年の研究では、筋トレ(レジスタンストレーニング)が血糖コントロールや体の炎症を改善する可能性があることが分かってきています。 今回は、 複数のランダム化比較試験(RCT)をまとめて分析したメタ解析研究 をもとに、 筋トレが2型糖尿病にどのような効果をもたらすのか を分かりやすく解説します。 2型糖尿病と慢性炎症の関係 まず知っておきたいのは、2型糖尿病の背景には 慢性的な炎症(慢性低度炎症) があるということです。 体内では CRP TNF-α といった炎症性物質が増
3月10日
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