カップ麺・菓子パン中心生活は危険?『超加工食品』の落とし穴
- 村上 拓斗

- 5月12日
- 読了時間: 3分

「年齢とともに体力が落ちてきた」
「疲れやすくなった」
「筋力や食欲が低下してきた」
など、最近ではこうした変化が食事内容と大きく関わっている可能性が注目されています。
とくに超加工食品との関係です。
今回は、60歳以上の高齢者を対象に
超加工食品を多く食べる人はどんな健康問題との関連があるのか
を調べた研究をわかりやすく解説していきます。
■超加工食品とは
簡単に言うと自然な食べ物を工場で強く加工した添加物などを多く含む食品です。
例えば、
じゃがいも→ポテトチップス
肉→ソーセージ など
便利で食べやすいですが、
栄養バランス
食べ過ぎ
炎症
との関係が問題視されています。
■超加工食品を食べると何が起きる?
虚弱(フレイル)
腹部肥満・脂質異常症
腎機能低下
認知機能低下
との関連やリスク増加が報告されています。
■なぜ体に悪影響を及ぼしたのか
①栄養不足になりやすい
超加工食品中心の食事では
タンパク質
ビタミン
ミネラル
食物繊維
が不足しやすく、とくに高齢者ではタンパク質不足が筋力維持に不利になりうると考えられます。
②慢性炎症が起きやすい
血糖値急上昇
→酸化ストレス、炎症反応
高カロリー、食べやすい、満腹感低い
→食べ過ぎて脂肪蓄積
→脂肪細胞から炎症物質放出
酸化した脂質、偏った脂質
→免疫細胞がダメージや異常を察知
→防御・修復の為、炎症反応を起こす
③腸内環境が乱れやすい
添加物や低食物繊維食により、腸内細菌のバランス悪化
腸内環境は免疫、炎症、代謝、脳機能など全身に影響
■今日からできるポイント
「食べない」ではなく、「割合を減らす」ことが現実的だと思います。
①可能な限り素材に近い食事を増やす
魚
肉
卵
豆類
などタンパク質摂取も意識する
②食物繊維を増やす
野菜
海藻
きのこ 等
■まとめ
超加工食品の食べ過ぎは健康に悪影響を及ぼす
超加工食品の割合を減らし、素材に近い食事を増やす
タンパク質と食物繊維を意識的に摂取する
Fay A Shahatah,et al.Ultra-Processed Food Intakes and Health Outcomes in Adults Older Than 60 Years: A Systematic Review.Nutr Rev. 2025 Jan 31;83(9):1711–1724.
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