【最新研究】子どもの筋トレは危険?必要性は?
- 村上 拓斗

- 5 日前
- 読了時間: 5分

「子どもに筋トレは早すぎる」
「成長期の筋トレは危険」
そんな声を今でも耳にすることがあります。
しかし、最新の研究ではそのイメージとは全く異なる結果が示されているんです。
今回は2026年に発表されたアンブレラレビュー(複数のシステマティックレビューやメタ分析を統合したエビデンスレベルの高い研究)をもとに、肥満傾向のある子どもや思春期の子どもに筋トレがどのような効果をもたらすのかをわかりやすく解説していきます。
是非、最後まで読んでみてください!
■世界中で増え続ける「子どもの肥満」
世界保健機関(WHO)によると、2022年時点で
過体重の子ども・青少年:約3億9000万人
肥満の子ども・青少年:約1億6000万人
に達しています。
子どもの肥満は単なる見た目の問題ではありません。
将来的に
2型糖尿病
高血圧
動脈硬化
心疾患
がん
などのリスクを高めることが知られています。
だからこそ、「子どものうちから運動習慣を身につける」ことが非常に重要なのです。
■子どもの肥満改善に筋トレは効果があるのか?
今回の研究では、67研究、5,112人の肥満または過体重の子ども・青少年を対象に何もしないグループに比べて筋トレが体組成や体力、健康指標にどのような影響を与えるのかを分析しています。
■結論①:体脂肪率が減少した
筋トレを行った子どもたちは
体脂肪率:平均0.53%減少
数字だけ見ると小さく感じるかもしれません。
しかし成長期は身体そのものが大きく変化する時期です。
体脂肪率を下げながら成長できることには大きな意味があります。
■結論②:筋肉量が増えた
さらに筋トレによって
除脂肪体重(筋肉や骨など脂肪以外の組織):平均0.48kg増加
肥満改善(ダイエット)というと体重ばかり気になるところですが、本当に大切なのは
「何を減らして何を残すか」です。
筋肉を維持・増加させながら体脂肪を減らせることは将来の健康にも大きく影響する要素であり、筋トレ最大のメリットと言えます。
■結論③:筋力が大幅に向上した
筋トレによる効果が最も大きかったのが筋力です。
研究では上半身・下半身ともに有意な筋力向上が確認されました。
筋力が向上すると、
運動が得意になる
体育が楽しくなる
自信がつく
活動量が増える
という好循環が生まれます。
運動への苦手意識が減る → 身体を動かすことに前向きになりやすい
■なぜ子どもの筋トレは肥満改善に向いているのか?
実は肥満傾向の子どもは、体重を支えるために日常的に筋肉を使っています。
そのため、ランニングなどの有酸素運動よりも筋トレの方が好まれやすく、実施しやすい可能性があります。
また筋トレは、
成功体験を得やすい
運動が苦手でも取り組みやすい
自己肯定感を高めやすい
という特徴があります。
「走るのは嫌だけど筋トレならできる」という子どもも意外と多いのです。
■週何回やればいい?
研究では、週3回以上や12週間前後のプログラムで良好な結果を示した研究もありますが最適な条件は示されておらず、最初から完璧を目指す必要はありません。
まずは
スクワット
腕立て伏せ
ランジ
体幹トレーニング
などの自重トレーニングから始めるだけでも十分です。
遊び感覚で体を動かし、楽しく続けることがポイントとなりそうです。
■子どもの筋トレを考える上で大切な事
筋トレは
骨を強くする
筋肉を増やす
運動能力を高める
といったメリットが期待され、子どもの健康に活用できる可能性が示されています。
問題になるのは筋トレそのものではなく、無理な重量設定や誤ったフォームです。
大人と同じような高重量トレーニングを行う必要はありません。適切に管理されたトレーニングであれば行わない理由はないかと思います。
■まとめ
子どもの肥満は増加し、将来的な病気のリスクを高める
子どもでも筋トレは体脂肪減少、筋肉量増加、筋力向上と関連
肥満傾向の子どもは有酸素運動よりも筋トレの方が得意なケースがある
遊び感覚で体を動かす自重トレーニングを楽しく続けることがポイント
適切に管理されたトレーニングであれば成長を妨げる根拠はない
肥満対策というと、「まずは走ろう」というイメージが強いかもしれません。
しかし最新の科学では、筋トレも立派な肥満改善の選択肢です。
そして何より、筋肉は一生の財産です。
子どものうちに運動習慣を身につけることは、将来の健康への大きな投資になるかもしれません。
引用文献
Eric Tsz-Chun Poon,et al.Impact of Resistance Training on Body Composition, Physical Fitness, and Cardiometabolic Health in Children and Adolescents With Overweight/Obesity: An Umbrella Review With Meta-Analyses.Obes Rev. 2026 May 22:e70171.
釧路市パーソナルジムなら「R.Physio lab」へ!
理学療法士監修釧路市パーソナルジム R.Physio labは
ダイエット&姿勢改善特化型パーソナルジムを運営しております!!
国際トレーニング資格保有のトレーナーがマンツーマンで皆様のダイエットをサポートしていきます!!
・ダイエットが上手くいかない
・ダイエットの方法が分からない
・ダイエットが続かない
・トレーニングで身体を痛めた
・トレーニングは一人では頑張れない
という理由で痩せることを諦めないでください!
当店に来て正しく健康になるダイエットを始めましょう!!




コメント