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COLUMN
パーソナルジムコラム


なぜ年齢を重ねると筋肉は付きにくくなる?
年齢とともに筋肉の衰えを感じる方は多いはずです。 実際、加齢とともに筋肉はつきにくくなり、同化抵抗性というものが深く関係しています。 では、どうしたら良いのでしょうか? 2026年に発表された最新の研究では、加齢によって起こる「同化抵抗性」について詳しく調査されました。 今回は、この研究をもとに、年齢と筋肉の関係、そして筋トレがなぜ重要なのかをわかりやすく解説していきます。 是非、最後まで読んでみてください! ■同化抵抗性とは? 私たちの筋肉は、 食事でタンパク質を摂る 筋力トレーニングを行う ことで「筋タンパク質合成(MPS)」が高まり、新しい筋肉が作られます。 しかし加齢によって、この反応が弱くなってしまう現象を「同化抵抗性」と呼んでいます。 簡単に言うと、同じ量のタンパク質、同じトレーニングをしても、若い頃より筋肉が作られにくくなる状態です。 ■同化抵抗性はどの程度起こる? 今回の研究では、若年者(18~35歳)と高齢者(60歳以上)を比較した46件の研究、1,280名のデータを統合しています。 比較内容は、 空腹時の筋タンパク質合成 食後
7月22日


筋力トレーニングで身体の中まで別人に?体脂肪&コレステロールを改善した最新研究
「ダイエットをするなら有酸素運動が一番」 そう思っている方は多いかもしれません。 もちろんウォーキングやジョギングも効果的ですが、有酸素と筋トレそれぞれメリットがあり、筋力トレーニングだけでも体脂肪や血液データが大きく改善することが明らかになっています。 今回は筋トレに絞った内容でどのような効果が得られるのかわかりやすく解説してきます。 是非、最後まで読んでみてください! ■筋トレで身体はどうなる? 対象は18〜60歳の肥満または過体重の女性30名です。 参加者は、 週3回 1回60分 8週間 筋力トレーニングを実施。 前半4週間は、 スクワット 腕立て伏せ(膝つき) チューブローイング ヒップリフト ショルダープレス など、基本的な動きが中心。 後半4週間では、 ゴブレットスクワット ステップアップ ダンベルベンチプレス ベントオーバーロー プランク などへ発展させ、運動経験の少ない方でも安全に行えるよう、低〜中強度から開始し、徐々に負荷や種目を増やしていく内容でした。 なお、食事制限は指示されておらず、筋力トレーニング単独の変化を評価してい
7月21日


HMBで「脂肪だけ落とす」ことはできるのか【最新研究】
「ダイエットをしたら筋肉まで落ちてしまった…」 食事制限によって体重が減っても、脂肪だけでなく筋肉も一緒に減ってしまうケースは珍しいことではありません。 筋肉が減ると基礎代謝が低下し、リバウンドしやすい身体になってしまうことも広く知られていることかと思います。 ダイエットで目指すべきは、「体重を減らすこと」ではなく、「脂肪を減らして筋肉を維持または増加させること」です。 そこで2026年に発表された最新のランダム化比較試験では、CaHMB(カルシウム・β-ヒドロキシβ-メチル酪酸)を含む栄養補助食品が、食事制限中の筋肉量を守りながら脂肪を減らせるのかが検証されました。 今回は、その研究をわかりやすく解説します。 是非、最後まで読んでみてください! ■CaHMBとは? CaHMB(カルシウム・β-ヒドロキシβ-メチル酪酸)は、必須アミノ酸であるロイシンから体内で作られる成分に、カルシウムを結合させた成分です。 これまでの研究で、 筋タンパク質の合成を促進する 筋肉の分解を抑える 働きがあると示されています。 ■研究内容 対象はBMI28以上の肥満成
7月20日


なぜダイエットや健康に筋トレが必要なのか?
筋肉は見た目のためというイメージを持っている方は多く、まだまだ日常的に取り入れる方は少ない印象です。 もちろん、引き締まった体やメリハリのある体を作れるのは筋トレの大きな魅力です。 しかし、筋肉は全身の健康や代謝を支える重要な「臓器」のような役割を持ち、健康寿命を延ばす為に多くの人が取り入れるべき習慣だと言えます。 今回は筋トレが私たちの体にもたらすメリットをわかりやすく解説します。 是非、最後まで読んでみてください! ■筋トレで筋肉はどれくらい増える? 111件の研究を統合した結果、 筋トレを継続すると、平均で約1.5kgの筋肉量が増加。 さらに、 運動初心者 トレーニング経験者 若年者 中高年 といった違いに関係なく、多くの人で筋肉量の増加が確認されています。 つまり、筋肉は年齢や経験に関係なく、適切な刺激を与えれば増やすことができます。 ■筋肉は「代謝を支える臓器」 筋肉は、 血糖値の調整 エネルギー消費 脂質代謝 タンパク質代謝 などに深く関わり、全身の代謝を支える重要な役割を担っています。 つまり筋肉が多いほど、食べた栄養を効率よく利用
7月19日


赤身肉を食べると腸では何が起きる?
筋肉をつけるため、ダイエットを成功させるために、高タンパクな食事を意識している方は多いでしょう。 タンパク質は筋肉の材料となる重要な栄養素ですが、同じタンパク質でも、動物性と植物性では腸内環境への影響が異なる可能性があるようです。 腸内環境は、消化吸収だけでなく、免疫機能や炎症、さらには全身の健康にも深く関わっていることが明らかになっており、身体づくりにおいて決して無視できない部分です。 今回は、タンパク質の種類が腸内環境に与える影響についてわかりやすく解説していきます。 ぜひ最後まで読んでみてください! ■腸内環境はタンパク質源によって変わる? 研究では、マウスにタンパク質源だけを変えた5種類の餌を与えました。 牛肉由来タンパク質 卵白タンパク質 カゼイン(乳タンパク質) 大豆タンパク質 エンドウ豆タンパク質 カロリーを揃え、タンパク質の種類だけが異なる状況で、腸の炎症にどう関わるかを比較しています。 ■結論:牛肉タンパク質では腸の炎症が悪化した 〇牛肉由来タンパク質を摂取したマウス:最も重い炎症 〇エンドウ豆由来タンパク質を摂取したマウス:最
7月18日


体臭にも影響する!?高タンパク質ダイエットで意識したい腸内環境
筋肉をつけるために、高タンパクな食事を意識している方は多いでしょう。 実際に、筋肉の回復や成長には十分なタンパク質摂取が欠かせません。 しかしその一方で、高タンパク質な食事は腸内環境に影響を与える可能性があることも知られています。 近年では、腸内環境が コンディション 免疫機能 消化吸収 トレーニングパフォーマンス にも関係することが注目されています。 そこで2026年に発表された最新の研究では、高タンパク質食を摂取する男性アスリートを対象に、ビフィズス菌(Bifidobacterium longum BB536)が腸内環境やお腹の調子にどのような影響を与えるのかが調査されました。 今回は、この研究をわかりやすく解説していきます。 ぜひ最後まで読んでみてください! ■高タンパク質な食事は腸内環境に影響する? 筋肉づくりにはタンパク質が重要ですが、摂りすぎることで腸内ではタンパク質を分解する細菌の働きが活発になります。 その結果、 アンモニア メチルメルカプタン その他の腐敗産物 などが増え、お腹の不調や体臭に関係する可能性があり、筋肉には良い
7月17日


スクワットは「重さ」だけじゃない!瞬発力を高めるトレーニング方法とは?
アスリートであれば競技力を向上させる目的でウエイトトレーニングに取り組んでいることと思います。 もちろん高重量トレーニングは筋力向上に効果的ですが、ジャンプ力などの瞬発力を伸ばしたい場合は、その目的に応じてトレーニング方法を工夫することが重要です。 2026年に発表された最新の研究では、スクワットの負荷設定やバーを動かす速度を変えることで、ジャンプ力やスプリント能力への効果が異なることが報告されました。 今回は、この研究をもとに、瞬発力を高めるスクワットのポイントについてわかりやすく解説していきます。 是非、最後まで読んでみてください! ■バーベルの「速度」が重要? 従来の筋トレでは、 1RM(1回だけ持ち上げられる重量)の○%で実施する 決められた回数をこなす という方法が一般的です。 一方、近年注目されているのがVelocity Based Training(VBT:速度基準トレーニング)です。 これは、 バーベルをどれくらい速く動かせたか 動作速度がどれくらい落ちたか を指標として負荷やセット終了を決める方法です。 つまり、「何kg持ったか
7月16日


脂肪燃焼効果が高いのは、下半身と上半身どっち?【最新研究】
皆さん、筋トレ後の回復中に脂肪燃焼が高まることはご存じでしょうか? 筋トレ中は主に糖質をエネルギー源として利用します。 一方、筋トレ後は脂質が優先的に利用されるようになり、これは「アフターバーン効果」と呼ばれる現象です。 実際に運動後の脂肪燃焼(脂質酸化)は、「脚トレの方が痩せる」など、トレーニング内容によって差があるのかは気になるところです。 今回は、バックスクワット(下半身)とベンチプレス(上半身)で運動後の脂質酸化に違いがあるのかを最新研究をもとに、わかりやすく解説していきます。 是非、最後まで読んでみてください! ■脂質酸化とは? 脂質酸化とは、体脂肪をエネルギーとして利用することです。 運動中だけでなく、運動後もしばらく脂肪は燃え続けるとされ、 どんな運動が脂質酸化を高めるのか どれくらい効果が続くのか はダイエットや健康づくりでも注目されています。 ■上半身と下半身どちらのトレーニングが脂肪燃焼する? 研究対象は、トレーニング経験がある女性22名です。 参加者は、 バックスクワット(下半身) ベンチプレス(上半身)...
7月15日


緑茶カテキンが筋力をサポート?最新研究が示した運動との相乗効果
筋力が低下すると、転倒や骨折のリスクが高まるだけでなく、日常生活の動作が難しくなり、将来的な介護リスクにもつながることが知られています。 筋力を維持するためには、筋力トレーニングが基本ですが、 近年では、運動に加えて食事に含まれる成分が筋肉に与える影響にも注目が集まっています。 今回紹介するのは、緑茶に豊富に含まれるカテキンです。 運動とカテキンを組み合わせることで、筋肉や筋力にどのような影響を与えるのかをわかりやすく解説していきます。 ぜひ最後まで読んでみてください! ■カテキンとは? カテキンは、緑茶に豊富に含まれるポリフェノールの一種です。 これまでの研究では、 抗酸化作用 抗炎症作用 ミトコンドリア機能の改善 筋疲労からの回復促進 など、さまざまな健康効果が報告されています。 加齢による筋力低下には、酸化ストレスや慢性的な炎症、ミトコンドリア機能の低下が深く関わっており、カテキンはこれらを改善することで、筋肉を健康な状態に保つ可能性が期待されています。 ■研究内容 今回の研究では、 60歳以上で「最近体力が落ちた」「動作が遅くなった」と感
7月14日


ダイエットで筋肉量を減らしてはならない理由/死亡リスクとの関連
BMIは標準だから大丈夫と思っている方は少なくありません。 しかし、実際にBMIは体重と身長だけで算出されるため、脂肪と筋肉の割合はっきりしません。 同じ60kgでも、 筋肉量が多い60kg 脂肪量が多い60kg を区別することができないのです。 つまり、BMIだけでは健康状態を判断することに限界があると指摘されています。 重要なのは体組成を評価することです。 そこで今回は、筋肉量が健康や寿命にどれほど影響を与えるのかについて解説していきます。 是非、最後まで読んでみてください! ■除脂肪量(Fat-Free Mass)とは? 除脂肪量:体脂肪以外のすべての組織 具体的には、 骨格筋(筋肉) 骨 内臓 血液 体内の水分 などが含まれます。 この中でも最も割合が大きいのが骨格筋です。 つまり、除脂肪量が少ないということは、多くの場合、筋肉量が少ない状態を意味します。 ■今回の研究 今回の研究は、これまで世界中で行われた研究をまとめたシステマティックレビュー・メタ解析です。 対象となったのは、 49件のコホート研究 約115万人 死亡者数 約83,8
7月13日


青バナナのでんぷんがダイエットを助ける?
みなさんバナナは普段食べていますか? 今回はそのバナナの中でもまだ成熟していない青バナナについてです。 2010年に発表された研究では、肥満を伴う2型糖尿病患者を対象に、青バナナ由来のでんぷんを4週間摂取したところ、体重減少やインスリン感受性の改善が確認されました。 今回は、この研究をもとに、青バナナ由来レジスタントスターチの効果についてわかりやすく解説していきます。 是非、最後まで読んでみてください! ■レジスタントスターチとは? レジスタントスターチは、小腸で消化されず、大腸まで届く特殊なでんぷんです。 食物繊維のような働きをするため、「機能性食物繊維」とも呼ばれています。 青い(未熟な)バナナには、このレジスタントスターチが豊富に含まれているんです。 ■今回の研究 今回の研究では、肥満を伴う2型糖尿病患者28名を対象に ①1日24gの青バナナ由来でんぷん(約8.2gのレジスタントスターチを含む) または ②豆乳 を4週間摂取します。 摂取内容を入れ替えて再度4週間実施するクロスオーバー試験が行われ、同じ人がどちらも体験しています。...
7月12日


そのダイエット、本当に大丈夫?筋肉が減る割合が明らかに
「ダイエットをすると筋肉も落ちる」 この話を聞いたことがある方は多いでしょう。 しかし実際に、 体重が10kg減ったら、筋肉は何kg減るのか。 気になるところだと思います。 今回は、MRIを用いて筋肉量を正確に測定し、ダイエットによる体重減少のうち、どのくらいが骨格筋(筋肉)なのかを検証した研究を解説していきます。 ダイエット中に筋肉を守る重要性について理解が深まるはずです。 是非、最後まで読んでみてください! ■ダイエットでは脂肪だけが減るわけではない 体重が減ると、 体脂肪 筋肉 水分 などが一緒に減少します。 この中でも特に重要なのが骨格筋(筋肉)です。 筋肉は見た目だけでなく、 基礎代謝を維持する 日常生活を楽にする 転倒予防 血糖値の改善 リバウンド予防 など、多くの役割を担い、生きていく上で欠かせない重要組織です。 つまり、 ダイエットで筋肉まで大きく失ってしまうと、健康面にもダイエットの成功にも悪影響が出てしまうのです。 ■筋肉はどれくらい減るの? 今回の研究は、 12〜14週間のダイエット研究(74名) 12か月のダイエット研究(
7月11日


チョコレートの香りを嗅ぐだけ?筋トレパフォーマンス向上の可能性
空腹での筋トレは集中力や出力が落ち、いつもより頑張れないという経験をしたことがある方もいるでしょう。 この空腹での筋トレパフォーマンス低下を対処する方法はあるのでしょうか。 2026年に発表された最新の研究では、 「チョコレートの香りを嗅ぐだけ」で筋トレのパフォーマンスが向上した という驚きの結果が報告されました。 今回は、この最新研究をもとに、チョコレートの香りが筋トレに与える影響について詳しく解説していきます。 是非、最後まで読んでみてください! ■香りが身体に影響するって本当? 私たちは普段、「香りは気分を変えるもの」と考えがちです。 しかし実際には、嗅覚は脳の「大脳辺縁系」や「視床下部」と密接につながっています。 これらは、 食欲 感情 自律神経 ホルモン分泌 などをコントロールしている重要な場所で、このような香りによる脳への刺激が、運動パフォーマンスにも影響するのではないかと注目されています。 ■香りでパフォーマンスは向上する? 今回の研究では、23名の健康な若い男性を対象に、約10時間以上の絶食後で実験が行われました。 参加者は別日に
7月10日


【腸内環境】地中海食の最新エビデンス
「地中海食は健康に良い」 そう聞いたことがある方は多いでしょう。 地中海食は、心臓病や糖尿病、認知症などのリスクを下げる食事法として世界中で研究が進み注目されています。 2026年に発表された最新のランダム化比較試験では、地中海食介入が健康面に加えて持久力(VO₂max)の改善に関与する可能性が示されました。 その鍵となるのが、「腸内細菌」が作り出す短鎖脂肪酸(SCFA)です。 今回は、この最新研究をもとに、地中海食が運動能力を高めるメカニズムについてわかりやすく解説していきます。 ぜひ最後まで読んでみてください! ■地中海食とは? 地中海食とは、ギリシャやイタリア南部など地中海沿岸地域で伝統的に食べられてきた食事スタイルです。 特徴は、 野菜、果物をたっぷり食べる 全粒穀物を積極的に摂る 豆類をよく食べる ナッツ類を適量食べる 魚を適度に食べる オリーブオイルを主な脂質源にする 赤身肉や加工食品、砂糖は控えめ 特に食物繊維が豊富で、腸内細菌に良い影響を与えることが知られています。 ■腸内細菌が運動能力に関係する? 近年、「腸-筋肉軸(Gut-M
7月9日


見た目ではわからない『隠れ肥満』の正体。効果的な運動を徹底解説
「年齢とともに筋肉は減る。」 この事実は多くの方が知っているでしょう。 筋肉が減り、脂肪が増える。 この2つが同時に起こる状態をサルコペニア肥満といいます。 これは、単なる肥満よりも 転倒 要介護 生活習慣病 死亡 などのリスクが高まることが報告されており、高齢化が進む日本では大きな健康課題となっています。 では、このサルコペニア肥満を改善するには、どのような運動を行えばよいのでしょうか。 この疑問についてこれまでの研究を総合的に解析した2026年に発表された研究をもとに、サルコペニア肥満に最も効果的な運動について詳しく解説していきます。 是非、最後まで読んでみてください! ■サルコペニア肥満とは? 筋肉量や筋力が低下しながら、体脂肪が増えている状態です。 肥満だけでも、サルコペニアだけでもありません。 この2つが同時に起こることで、 身体を支える筋力が低下する 体重が増えることで関節への負担が増える 活動量が減る さらに筋肉が減る という悪循環が起こります。 その結果、日常生活の動作が難しくなり、要介護や寝たきりのリスクも高くなることが問題とな
7月8日


実年齢より身体年齢が老ける?食事時間との関係
健康のためには「何を食べるか」はとても重要です。 しかし最近では、「いつ食べるか」も重要ではないかと考えられるようになってきているんです。 2026年に発表された最新の研究では、食事時間が不規則な高齢者ほど、生物学的老化を示す指標(GDF-15)が高いことが明らかになりました。 なぜ食事時間が不規則だと老化を早めるのでしょうか? 今回は、この最新研究をもとに、食事時間と老化の関係について詳しく解説していきます。 是非、最後まで読んでみてください! ■「実年齢」と「身体年齢」は違う 同じ70歳でも、 元気に運動できる人 すぐ疲れる人 では身体の状態は大きく異なります。 これが生物学的年齢(身体年齢)です。 今回の研究では、この身体年齢を評価するために、GDF-15(Growth Differentiation Factor-15)という血液中のタンパク質を測定しています。 GDF-15は、 ミトコンドリア機能の低下 酸化ストレス 慢性炎症 などで増加し、近年では生物学的老化を示す有望なバイオマーカー(生体指標)として注目されています。 値が高いほど
7月7日


【最新研究】筋トレしているなら知っておきたい『コラーゲン』の新常識
「コラーゲンは肌や関節のためのもの」 そんなイメージを持っている方は多いかもしれません。 しかし、2026年に発表された最新のランダム化比較試験では、コラーゲンペプチドは筋肉内の結合組織等にも良い影響を与える可能性が示されました。 今回は、この最新研究をもとに、コラーゲンペプチドと筋肉の意外な関係について詳しく解説していきます。 是非、最後まで読んでみてください! ■筋肉は「筋線維」だけではできていない 筋肉というと、筋線維(筋肉そのもの)だけをイメージする方が多いでしょう。 しかし実際には、その周囲には細胞外マトリックス(Extracellular Matrix:ECM)という組織が存在し、組織の形を保ち、細胞の働きの調整を行います。 このECMの中心となるのがコラーゲンです。 筋肉を「建物」に例えるなら、 筋線維=コンクリート コラーゲン=鉄筋 のような存在です。 どれだけコンクリートを分厚くしても、基礎となる鉄筋が弱ければ丈夫な建物にはなりません。 コラーゲンは「筋肉を大きくする栄養」というよりも、 筋肉が力を発揮しやすく、壊れにくい環境
7月6日


20代の体重は『過去』ではなく『未来』を決める?【体重履歴と血糖値の関係】
今回紹介する内容は「20代の体重履歴がその後の糖尿病リスクに関連するのか」というものです。 「糖尿病は太っている人がなる病気」 そう思っている方も多いかもしれません。 しかし、2026年に発表された日本人約3,000人を対象とした縦断研究では、20代の体重の履歴が、その後のHbA1c(平均血糖値)の推移に長期的な影響を与える可能性が示されました。 今回は、この最新研究をもとに詳しく解説していきます。 是非、最後まで読んでみてください! ■HbA1cとは? HbA1c(ヘモグロビンA1c)は、過去1〜2か月程度の平均血糖値を反映する指標です。 糖尿病の診断 糖尿病予備群の評価 血糖コントロールの確認 などで広く利用されています。 HbA1cが高い状態(5.6%以上)が続くほど、 糖尿病 心筋梗塞 脳梗塞 腎臓病 網膜症 などのリスクが高くなることが知られています。 ■HbA1cは20代の体重が関係?している? 今回の研究では、藤田医科大学の職員健康診断データ(2003~2025年)を利用し、 約2,700名を平均約10年間追跡しました。 参加者は2
7月5日


『大豆が身体に良い』は本当?【食事×腸内細菌×免疫】
「大豆は身体に良い」とよく言われますが、どのようなイメージを持っていますか? たんぱく質が豊富? イソフラボンが豊富? 間違いではありません。 しかし、最新の研究では大豆の価値は栄養素だけではないことが明らかになってきています。 大豆は腸内細菌のバランスを変化させ、腸の免疫機能を高める可能性が示されたのです。 今回は、大豆と腸内環境、そして免疫との関係についてわかりやすく解説していきます。 是非、最後まで読んでみてください! ■腸には体内最大の免疫システムがある 私たちの免疫細胞の約70%は腸に存在すると言われています。 その中でも重要なのが、小腸にあるPeyer板(パイエル板)という免疫組織です。 ここでは、 病原体を見つける 免疫細胞を育てる IgAという抗体を作る といった、腸を守るための重要な役割を担っています。 ■今回の研究では何を調べたのか? 今回の研究では、離乳期のマウスに大豆を含む食事を与え、 腸内細菌はどう変化するのか 免疫細胞はどう変わるのか 感染症への抵抗力は高まるのか を詳しく解析。 ■結論:大豆で特定の腸内細菌が増加..
7月4日


健康寿命を延ばす最適な運動習慣とは?
「健康のために運動を始めたい」 そう考えた時、実際にどれくらい運動したら良いのかは気になるところです。 世界保健機関(WHO)で推奨されている基準は「週150分の運動」。 2026年に発表された最新の論文では、この基準は“病気を予防するための最低ライン”であり、健康寿命を最大限延ばすためには、さらに一歩踏み込んだ運動習慣が必要ではないかと提言されています。 今回は、この論文をもとに、運動が健康にもたらす価値と実践のポイントを詳しく解説していきます。 是非、最後まで読んでみてください! ■現在の運動ガイドラインは「最低限」の目安 現在推奨されている運動量は、 週150〜300分の中強度有酸素運動 または 週75〜150分の高強度有酸素運動 さらに 週2回以上の筋力トレーニング です。 もちろん、この基準でも健康効果は十分期待できます。 しかし、 「病気になりにくくするための最低限」 として設定されたものです。 健康寿命を延ばし、生涯自分の足で歩き、認知機能を保ち、介護を必要としない生活を送るためには、 「最低限できれば良い」ではなく、「最適な運
7月3日
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